死を想う~ われらも終りには仏なり  / 石牟礼道子 伊藤比呂美

平凡社新書 371

寝たきりの母を持つ詩人は、死とはどういうものか知りたかった。
他の人にあけすけに聞けない、「でも石牟礼さんなら」。
これまで多くの苦しみと死を見つめてきた作家は、
切実なことをぐさりといわれたような気がした。
こうして12月の穏やかな日、二人は語りはじめた。
老いと病、介護、看護、家族の死、さらには「梁塵秘抄」。
そして「いつかは浄土へ」という祈りに至る安らぎの対話。(カバーから)

石牟礼さんは我孫子市で「乳の潮~不知火海より手賀沼へ」と題して講演されたことがあります。そのときその講演会のスタッフの一員をしておりました。
市内の史跡をご案内し。講演記録(写真・録音)をとらせていただきました。
これも「ご縁」ですね。

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